第36回日本ハイパフォーマンス・メンブレン研究会 【その他】
血液透析患者における透析条件とイオン化Mg率についての検討
田代 学
1
,
岡田 一義
1
,
水口 潤
1
1社会医療法人川島会川島病院腎臓内科
pp.350-354
発行日 2022年1月25日
Published Date 2022/1/25
DOI https://doi.org/10.24479/kd.0000000061
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はじめに
Mgは生体内において4番目に豊富な二価の陽イオンである。Mgの分布は骨に50~55%,筋肉内に25~30%,軟部組織に20%みられ,血漿中には0.3%程度しか含まれていない。血漿中のMgの60~75%が生体活性を有するイオン化Mgであり,透析患者においてはイオン化Mgの割合が低下していることが報告されている1)。
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