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特集 内視鏡データリファレンスブック2022
【臓器別】
胃
早期胃癌ESD後の追加外科切除
Additional surgery after ESD for early gastric cancer
八田 和久
1
,
後藤田 卓志
2
,
小池 智幸
1
,
藤島 史喜
3
,
正宗 淳
1
Waku HATTA
1
,
Takuji GOTODA
2
,
Tomoyuki KOIKE
1
,
Fumiyoshi FUJISHIMA
3
,
Atsushi MASAMUNE
1
1東北大学大学院医学系研究科消化器病態学分野
2日本大学医学部内科学系消化器肝臓内科学分野
3東北大学大学院医学系研究科病理診断学分野
キーワード:
eCuraC-2
,
追加外科切除
,
eCura system
Keyword:
eCuraC-2
,
追加外科切除
,
eCura system
pp.644-649
発行日 2022年4月25日
Published Date 2022/4/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000000147
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はじめに
胃癌治療ガイドラインでは,早期胃癌に対してESDなどの内視鏡治療後にリンパ節転移リスクのある内視鏡的根治度(endoscopic curability:eCura)C-2であった際には,追加外科切除が標準治療とされている1)。しかし,さまざまな理由で追加外科切除を受けない患者も多いことから,早期胃癌eCuraC-2患者への対応が議論の対象となっている。また一方で,本領域の知見は,近年行われた本邦19施設による多施設共同後ろ向きコホート研究EAST studyによって,飛躍的に進歩した。
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