特集 エキスパートに学ぶ、安全で楽な外来内視鏡
外来内視鏡診療への展開 外来でのEUS-FNA
岩下 拓司
1
,
上村 真也
,
岩佐 悠平
,
市川 広直
,
安田 一朗
,
清水 雅仁
1岐阜大学医学部附属病院 第1内科
キーワード:
消化管疾患
,
消化管出血
,
膵炎
,
超音波内視鏡下穿刺吸引法
,
外来診療
Keyword:
Gastrointestinal Hemorrhage
,
Gastrointestinal Diseases
,
Pancreatitis
,
Ambulatory Care
,
Endoscopic Ultrasound-Guided Fine Needle Aspiration
pp.1047-1051
発行日 2021年6月25日
Published Date 2021/6/25
DOI https://doi.org/10.24479/J02312.2021304958
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EUS-FNAは、EUSのリアルタイム画像下に消化管周囲および消化管壁内の病変から針生検を行って病理検体を採取する、比較的安全で低侵襲な方法として広く一般臨床において利用されている。内視鏡処置において周術期管理はリスクマネージメントを行ううえで重要であるが、EUS-FNAの術後管理は、外来管理とするか入院管理とするかの方針が施設により異なる。筆者らの施設では、EUS-FNAの術後管理は基本的に外来で行っている。本稿では、当院のEUS-FNAの周術期管理の実際と、外来で管理をするうえでのポイントについて概説する。
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