特集 結石除去を極める
胆石 術後再建腸管例における結石除去(BE-ERCP) 胆管空腸吻合症例
木暮 宏史
1
,
石垣 和祥
,
齋藤 圭
,
齋藤 友隆
,
濱田 毅
,
高原 楠昊
,
水野 卓
,
中井 陽介
,
多田 稔
,
小池 和彦
1東京大学 医学部消化器内科
キーワード:
砕石術
,
術後合併症
,
総胆管造瘻術
,
内視鏡的逆行性胆道膵管造影
,
バルーン拡張法
,
肝内結石症
,
ダブルバルーン小腸内視鏡法
,
シングルバルーン小腸内視鏡法
Keyword:
Lithotripsy
,
Single-Balloon Enteroscopy
,
Choledochostomy
,
Cholangiopancreatography, Endoscopic Retrograde
,
Postoperative Complications
,
Double-Balloon Enteroscopy
pp.1654-1659
発行日 2019年11月25日
Published Date 2019/11/25
DOI https://doi.org/10.24479/J02312.2020117095
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バルーン内視鏡の登場により、胆管空腸吻合症例においても肝内結石の内視鏡的治療が可能となった。ただし困難例も多いことから、バルーン内視鏡ならではのテクニックやコツの習得、肝内結石治療に適したデバイスの準備が大切であり、必要に応じてESWL(体外衝撃波結石破砕術)やEHL(電気水圧衝撃波結石破砕術)、interventional EUSやPTBD(経皮経肝的胆道ドレナージ)などの集学的治療が行える体制を整えておくことが望ましい。
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