特集 新生児・小児蘇生法の不易流行-ガイドライン改訂を支える研究論文
新生児蘇生法 蘇生準備(蘇生の予測・準備、感染対策、ブリーフィング)と初期処置
加藤 丈典
1
1豊橋市民病院 小児科
キーワード:
吸引術
,
人工呼吸
,
羊水
,
診療ガイドライン
,
リスク評価
,
品質改善
,
新生児蘇生法
,
保温
,
羊水混濁
Keyword:
Respiration, Artificial
,
Risk Assessment
,
Practice Guidelines as Topic
,
Suction
,
Amniotic Fluid
,
Quality Improvement
pp.2016-2019
発行日 2021年12月1日
Published Date 2021/12/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2022082222
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<Key Points>(1)蘇生を開始する前に、周産期情報を収集し、それをふまえて必要と思われる物品を準備する。(2)早産児に対しては、低体温を予防するための対応が必要である。(3)羊水混濁を認めない児の口鼻腔吸引をルーチンで行う必要はない。(4)羊水混濁を認める活気のない児に対して喉頭展開や気管挿管による気管吸引を行うことは推奨されない。
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