特集 小児科医に求められる新生児医療の基本
新生児室で求められる基本技能 新生児蘇生法とその後のケア
杉浦 崇浩
1
1豊橋市民病院 小児科(新生児)
キーワード:
Epinephrine
,
家族
,
血圧
,
血液学的検査
,
血糖
,
人工呼吸
,
新生児仮死
,
心臓マッサージ
,
社会的支援
,
病院新生児室
,
気道確保
,
新生児蘇生法
Keyword:
Blood Glucose
,
Blood Pressure
,
Epinephrine
,
Hematologic Tests
,
Heart Massage
,
Family
,
Respiration, Artificial
,
Asphyxia Neonatorum
,
Nurseries, Hospital
,
Social Support
,
Airway Management
pp.656-660
発行日 2019年5月1日
Published Date 2019/5/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2019263877
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<Key Points>(1)人工呼吸は新生児蘇生のもっとも重要な手技であり、初期処置の後、無呼吸・徐脈の児に対し生後60秒以内に必ず有効な人工呼吸を実施する。(2)胸骨圧迫に進む前に必ず換気が適切か確認し、人工呼吸の手技の改善を試みる。(3)胸骨圧迫、および薬剤投与が必要と思われる際は必ず人員を確保する。(4)蘇生後、また搬送が必要な新生児は必ず安定化させ、その家族へのサポートも必要である。
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