特集 子どもの栄養-未来を見据えて
学校生活における栄養指導の取り組み
中村 丁次
1
1神奈川県立保健福祉大学
キーワード:
学校保健
,
給食
,
食欲不振
,
やせ
,
栄養指導
,
食育
,
青少年の肥満
,
食行動の偏り
Keyword:
Food Services
,
Food Fussiness
,
Thinness
,
School Health Services
,
Anorexia
,
Pediatric Obesity
pp.1849-1852
発行日 2021年11月1日
Published Date 2021/11/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2022069646
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<Key Points>(1)学童期における栄養の特徴は、生命活動に必要なエネルギーと栄養素を補給し、心身の発育に必要な増加分を付加させるために、肉類、魚介類、卵、牛乳・乳製品、野菜、果物が不足しないように栄養の指導を行う。(2)学童期は、健康な食事の習慣化の時期であり、学校給食や家庭を通して、栄養素の適正な補給と同時に、食事の意義、作法、さらに食べ方を習得させる時期である。(3)学童の栄養問題には、偏食、食欲不振、肥満とやせ、不規則な食生活がある。(4)健全は食生活が営まれて、楽しく食べる子どもに成長するには、食育が必要であり、学校給食が果たす役割は大きい。
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