特集 小児栄養UP to DATE
III.症候・疾患と栄養 肥満・やせ
花木 啓一
1
1鳥取大学 医学部保健学科
キーワード:
危険因子
,
神経性やせ症
,
やせ
,
メタボリックシンドローム
,
評価基準
,
肥満症
,
青少年の肥満
Keyword:
Obesity, Morbid
,
Thinness
,
Risk Factors
,
Anorexia Nervosa
,
Metabolic Syndrome
,
Pediatric Obesity
pp.935-940
発行日 2021年7月1日
Published Date 2021/7/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00642.2021246816
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●肥満症とは、肥満に起因・関連する健康障害を合併し、肥満軽減が必要な状態(疾病単位)である。●小児期の肥満治療は、バランスの取れた食習慣と適度な運動習慣の指導から開始する。●生活習慣改善により体重増加の抑制が得られれば、身長増加により肥満度の低減が期待できる。●小児肥満症の治療では、出現している肥満に伴う健康障害の数を減らすことが目標となる。●神経性食欲不振症では、身体像の認識障害とやせた身体像への病的執着により、摂食を回避する。
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