特集 不定愁訴-漠然とした訴えにどう応えるか
不定愁訴の鑑別診断 器質的疾患を見逃さないために 排尿に関する症状
張田 豊
1
1東京大学医学部附属病院 小児科
キーワード:
鑑別診断
,
排尿
,
排尿障害
,
病歴聴取
,
理学的検査
,
自律神経失調症
Keyword:
Diagnosis, Differential
,
Physical Examination
,
Medical History Taking
,
Urination
,
Urination Disorders
pp.813-817
発行日 2021年5月1日
Published Date 2021/5/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2021231304
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<Key Points>(1)排尿に関連するさまざまな症状についてていねいな問診と診察が重要である。(2)小児排尿症状の異常の程度を検討するうえで機能障害的排尿症状スコア(DVSS)が参考になる。(3)腎泌尿器系疾患、内分泌疾患、発達障害などの背景が疑われる場合はその診断治療も併せて行う。
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