特集 不定愁訴-漠然とした訴えにどう応えるか
心理状態をどう評価するか 外来でできる心理検査
石崎 優子
1
1関西医科大学総合医療センター 小児科
キーワード:
心理検査
,
知能検査
,
投影法
,
不安
,
抑うつ
,
行動評価尺度
,
発達検査
Keyword:
Intelligence Tests
,
Behavior Rating Scale
,
Projective Techniques
,
Psychological Tests
,
Depression
,
Anxiety
pp.747-750
発行日 2021年5月1日
Published Date 2021/5/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2021231291
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<Key Points>(1)心理検査の活用により、効率よく子どもの心の状態を評価できる。(2)質問紙法心理検査は多忙で限られたスペースのなかでも実施しやすい。(3)実施にあたっては使用目的(心理的問題の有無を調べたいのか、症状の程度を知りたいのか)を明らかにする必要がある。(4)心理検査の適応と限界を十分に理解したうえでの使用が望まれる。
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