特集 実践-小児の輸液
各病態における輸液の考え方 腎疾患 急性腎障害
宮野 洋希
1
,
遠藤 周
1順天堂大学医学部医学研究科小児思春期発達・病態学
キーワード:
急性腎障害
,
輸液療法
,
溶血性尿毒症症候群
Keyword:
Hemolytic-Uremic Syndrome
,
Acute Kidney Injury
pp.584-587
発行日 2021年4月1日
Published Date 2021/4/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2021208453
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<Key Points>(1)AKIの診断はpRIFLE、KDIGO基準を用い、早期に原因精査、治療につなげることが重要である(2)AKIの原因は腎前性、腎性、腎後性に分類し、それぞれの病態に応じ、体液過剰にならないように輸液療法をすることが重要である。(3)AKIの輸液療法は体液バランスを評価しつつ、血液浄化療法を常に念頭におく必要がある。
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