特集 必携!外傷と外科疾患への対応
外科医から小児科医へのメッセージ
金森 豊
1
1国立成育医療研究センター 臓器・運動器病態外科部外科
キーワード:
急性腹症
,
小児科学
,
鑑別診断
,
小児外科
Keyword:
Diagnosis, Differential
,
Abdomen, Acute
,
Pediatrics
pp.166-168
発行日 2021年2月1日
Published Date 2021/2/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2021147495
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<Key Points>(1)killer diseaseと考えられる、絞扼性腸閉塞や消化管穿孔は疑われたら早期に小児外科にコンサルトする。(2)手術治療が必要と考えられる疾患は、詳しい鑑別はさておいて小児外科への受診依頼をする。(3)小児外科医のなかでも治療法に意見が分かれる疾患が存在するので、そのような疾患を知り、その点を理解して小児外科医に相談をする。(4)外科疾患と内科疾患とで鑑別が必要な疾患群が存在するので、その場合にはこの特性を理解して小児外科医と連携して診断、治療にあたる必要がある。
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