発行日 2003年6月1日
Published Date 2003/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2003304840
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我が国の小児外科は欧米先進国に比べ数十年遅れて出発したが,戦後半世紀,目覚ましい進歩を遂げた.特に,人工呼吸器による呼吸管理,中心静脈栄養を含めた栄養管理,出生前診断が可能にした周産期治療・胎児手術,鏡視下手術・ロボット手術の導入,生体肝移植の発展,再生医学の研究,更には固形悪性腫瘍に対する遺伝子診断・治療などがそれである.今後は現時点での問題点を明らかにし,さらなる発展が切望されている
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