特集 「小児の鎮痛・鎮静」を実践するためのTIPS
総論 鎮痛・鎮静の際の環境設定、ケア
松岡 真里
1
1京都大学 大学院医学系研究科人間健康科学系専攻家族看護学講座成育看護学分野
キーワード:
小児看護
,
鎮痛剤
,
疼痛
,
両親
,
患者中心医療
,
精神鎮静法
,
家族看護
,
疼痛管理
Keyword:
Patient-Centered Care
,
Pain
,
Parents
,
Pediatric Nursing
,
Analgesics
,
Family Nursing
,
Pain Management
pp.892-895
発行日 2020年7月1日
Published Date 2020/7/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2020346806
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<Key Points>(1)子どもの声(voice of child)を聴き、その声を大切にする。(2)鎮痛、鎮静前中後の過ごし方も含め、子どもの生活への影響を考え、多職種でかかわる。(3)鎮痛・鎮静の実施には、倫理的な課題がはらんでいることを意識する。(4)できるだけ鎮静を用いない方法を検討し、年単位でくり返し行われる検査などの場合、子どもの変化、成長発達をふまえ、鎮痛薬の使用について再検討する。
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