特集 小児神経学-現在から未来へ
総論 小児てんかん診療のコツと心得
白石 秀明
1
1北海道大学病院小児科・てんかんセンター
キーワード:
抗けいれん剤
,
鑑別診断
,
心拍数
,
睡眠
,
てんかん
,
てんかん重積状態
,
ビデオ記録
,
てんかん-ミオクローヌス-若年性
,
けいれん性発作
,
早期診断
,
脳波
Keyword:
Myoclonic Epilepsy, Juvenile
,
Anticonvulsants
,
Diagnosis, Differential
,
Video Recording
,
Epilepsy
,
Status Epilepticus
,
Heart Rate
,
Sleep
,
Seizures
,
Brain Waves
,
Early Diagnosis
pp.364-370
発行日 2020年3月1日
Published Date 2020/3/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2020188002
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<Key Points>(1)小児期のてんかんでは、自然収束性の発作があり、薬物治療の中止ができることがある。(2)てんかん発作と非てんかん発作の鑑別にはビデオ脳波同時記録がもっとも望ましいが、スマートフォンなどでの発作記録は有用である。(3)成人期に持ち越すてんかん発作があり、薬剤治療中止には慎重にならなくてはならない。(4)心因性非てんかん性発作が存在し、てんかん発作との鑑別点が挙げられる。
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