特集 小児科クリニックの醍醐味と課題
教育 薬剤耐性(AMR)対策活動への参画
橋本 倫太郎
1
,
小林 俊夫
,
矢野 一郎
,
長谷川 典子
,
岩澤 晶子
1橋本小児科医院
キーワード:
小児科学
,
微生物薬剤耐性
,
連鎖球菌感染症
,
小児保健医療サービス
,
医師会
,
抗菌薬適正使用支援
Keyword:
Drug Resistance, Microbial
,
Antimicrobial Stewardship
,
Child Health Services
,
Pediatrics
,
Streptococcal Infections
pp.252-256
発行日 2020年2月1日
Published Date 2020/2/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2020183697
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<Key Points>(1)わが国の経口抗菌薬処方量は小児期がもっとも多く、AMR対策のターゲットの一つは小児である。(2)『抗微生物薬適正使用の手引き(第一版)』には基礎疾患のない学童期以上の急性気道感染症、急性下痢症への対応が詳述され、広く参照されることが望ましい。(3)小児への抗菌薬処方は耳鼻科、内科からのものも多い。地域医師会は講演会の開催、各科医師間の情報交換などを通じて、AMR対策で積極的な役割を担うことが期待されている。
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