特集 小児科医が知っておきたい精神医学
子どもによくみられる精神疾患 診断と治療のポイント 自閉スペクトラム症
蜂矢 百合子
1
1よこはま発達クリニック
キーワード:
医師の役割
,
家族
,
コミュニケーション
,
知的障害
,
人間関係
,
共存疾患
,
社会的支援
,
医学史(1601-現在)
,
チェックリスト
,
小児科医
,
行動評価尺度
,
自閉症スペクトラム障害
,
自発性(心理学)
,
社会性
Keyword:
Intellectual Disability
,
Autism Spectrum Disorder
,
Pediatricians
,
Behavior Rating Scale
,
Family
,
Interpersonal Relations
,
Communication
,
Comorbidity
,
Physician's Role
,
Social Support
,
History, Modern 1601-
,
Checklist
pp.1909-1912
発行日 2019年12月1日
Published Date 2019/12/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2020088626
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<Key Points>(1)自閉スペクトラム症概念の広まりとともに小児科医にも診断評価技能と療育への連携が求められている。(2)ASDの基本特性(社会性、社会的コミュニケーション、社会的イマジネーションの3領域障害)は年齢、性別、知的/言語水準や文化環境によって変化するが、基本特性は生涯続く。(3)ASDの並存症状/合併疾患についても、診断評価が必要である。適切なアセスメントをもとに環境調整や治療療育が行われる。
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