特集 境界領域の診療
外科的疾患 SMA症候群
中田 光政
1
,
照井 慶太
,
小松 秀吾
,
秦 佳孝
,
笈田 諭
,
勝俣 善夫
,
佐永田 友季子
,
小関 元太
,
齋藤 武
1千葉大学 大学院医学研究院小児外科学
キーワード:
上腸間膜動脈症候群
,
腹部X線診断
,
保存的療法
,
腹部CT
Keyword:
Conservative Treatment
,
Superior Mesenteric Artery Syndrome
,
Radiography, Abdominal
pp.1529-1531
発行日 2019年10月1日
Published Date 2019/10/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2020041515
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<Key Points>(1)SMA症候群は先天的要因や過度の体重減少、重症心身障碍者の長期臥床で発症する。(2)急性腹症で受診した場合には消化管穿孔を含めたスクリーニング、対応が必要である。(3)保存的治療が奏効する場合が多く、また、背景となる病態に応じた治療法の選択が必要である。
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