特集 高血糖と低血糖-どう対応するか
1型糖尿病の最新医療のUpdate
黒田 暁生
1
,
松久 宗英
1徳島大学先端酵素学研究所 糖尿病臨床・研究開発センター
キーワード:
Glucagon
,
インスリン注入システム
,
血糖
,
注射
,
低血糖症
,
糖尿病-1型
,
自己投与
,
無拘束モニタリング
,
人工膵臓
Keyword:
Pancreas, Artificial
,
Blood Glucose
,
Insulin Infusion Systems
,
Hypoglycemia
,
Injections
,
Glucagon
,
Monitoring, Ambulatory
,
Diabetes Mellitus, Type 1
,
Self Administration
pp.1041-1043
発行日 2019年7月1日
Published Date 2019/7/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2019280835
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<Key Points>(1)血糖値の動向が24時間恒常的に線の形で視覚化されるようになった。(2)closed loop insulin pumpの導入に向けての第一歩として低血糖になることが予測されると基礎インスリン注入を中止するポンプが昨年導入された。(3)DIYスタイルの人工膵臓が流行しつつあるが、認可されているわけではなく導入には注意を要する。(4)経鼻グルカゴン製剤は低血糖のときに容易に利用できてわが国での導入が待たれる。
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