特集 Down症候群の医療管理
医療管理 Down症候群関連骨髄増殖症 一過性骨髄異常増殖症(TAM)と急性骨髄性白血病(AML)
長谷川 大輔
1
1聖路加国際病院 小児科
キーワード:
Down症候群
,
骨髄増殖性疾患
,
変異
,
白血病-急性骨髄性
,
予後
,
発癌
Keyword:
Leukemia, Myeloid, Acute
,
Myeloproliferative Disorders
,
Prognosis
,
Down Syndrome
,
Mutation
,
Carcinogenesis
pp.806-812
発行日 2019年6月1日
Published Date 2019/6/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2019251668
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<Key Points>(1)DS新生児は高率に血液学的異常を呈するため、出生後に1回は血算と血液像を確認したほうがよい。(2)白血球数が10万/μL以上に増加しているとTAMによる死亡の危険が増加するため、LD-AraCの適応について小児血液・腫瘍専門医と検討すべきである。(3)DS児が4歳までに血小板減少を呈した際はML-DSの可能性を念頭において鑑別を行う。
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