特集 社会的養護を必要とする子どもたち-子どもの最善の利益のために
児童養護施設などの機関の役割 一時保護所
笹井 敬子
1
1東京都児童相談センター
キーワード:
児童相談所
,
児童保護
,
東京都
Keyword:
Child Custody
,
Child Guidance Clinics
,
Tokyo
pp.365-368
発行日 2019年3月1日
Published Date 2019/3/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2019168311
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<Key Points>(1)一時保護は、子どもの安全を迅速に確保し適切な保護をはかるため、子どもの心身の状況や置かれている環境などの状況を把握するために行うもので、子どもの最善の利益を優先して判断する。(2)一時保護所は、概ね2歳から18歳未満の子どもが虐待や非行などの理由で保護され、日課により生活する。(3)一時保護は、子どもが自分自身や家庭のことを振り返り、家族や周囲との関係や生活を再構築する機会である。(4)一時保護中も子どもの権利擁護がはかられ、安全安心な環境で適切な支援が行われることが重要である。
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