特集 社会的養護を必要とする子どもたち-子どもの最善の利益のために
地域で見守る機関の役割 子ども食堂 市民活動の可能性と限界
齋藤 宏子
1
1帝京大学 大学院公衆衛生学研究科博士後期課程
キーワード:
給食
,
児童福祉
,
ボランティア
Keyword:
Child Welfare
,
Volunteers
,
Food Services
pp.362-364
発行日 2019年3月1日
Published Date 2019/3/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2019168310
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<Key Points>(1)子ども食堂は、多様な主体が多様な目的で行っている非営利活動である。(2)運営側に課題解決のスキルもなければ、連携先すらわからないこともある。(3)食事提供ゆえ、ニーズの高い親子と長期につながっていける。(4)自己資金持ち出しで運営していることが多いため、持続性に課題がある。(5)行政すら連携できていないので、活動を支援することで、子ども食堂スタッフ自体がスキルアップしていける可能性がある。
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