特集 造血器腫瘍の分子標的治療の進歩
6.ホジキンリンパ腫
山本一仁
1
Kazuhito Yamamoto
1
1愛知県がんセンター中央病院 臨床試験部 部長/血液細胞療法部
pp.1769-1775
発行日 2015年11月30日
Published Date 2015/11/30
DOI https://doi.org/10.20837/5201512071
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造血器腫瘍においては,様々な分子を標的とした分子標的治療薬の開発が進んでいる。ホジキンリンパ腫においては,最近,CD30と免疫チェックポイントを標的とした抗体薬の開発が進み,その有効性やポジショニングが注目されている。CD30に対する抗体薬としてbrentuximab vedotin,免疫チェックポイント阻害薬として,抗PD-1抗体薬nivolumabとpembrolizumabの概説をおこなった。