Japanese
English
原 著
フルティフォーム®の効果発現に関する検討
Investigation of the onset of action of Flutiform
池田賢次
1
,
鶴田良介
2
Kenji Ikeda
1
,
Ryosuke Tsuruta
2
1医療法人池田会 いけだ内科
2山口大学医学部附属病院 先進救急医療センター
キーワード:
フルティフォーム®
,
喘息
,
ICS/LABA配合薬
,
pMDI
Flutiform
,
Asthma
,
Compound ICS
,
LABA preparation
,
pMDI
Keyword:
フルティフォーム®
,
喘息
,
ICS/LABA配合薬
,
pMDI
Flutiform
,
Asthma
,
Compound ICS
,
LABA preparation
,
pMDI
pp.116-125
発行日 2014年12月15日
Published Date 2014/12/15
DOI https://doi.org/10.20837/3201501116
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吸入ステロイド薬または吸入ステロイド薬と長時間作用性β2刺激薬の長期管理においてコントロール不十分な喘息患者をフルティフォーム®(FFC)群またはアドエア®(SFC)群に無作為に割り付け,2週間追跡した。その結果,呼吸機能および喘息症状は,SFC群に比べてFFC群でより早期に改善が認められ,ACQスコアは,両群ともに有意な改善が認められた。FFC群では吸入器に対する印象は全体として良好であり,副作用は認められなかった。FFCは効果発現が早く,喘息コントロールを改善し,吸入器の印象も良く,喘息の長期管理に有用であると考えられた。 UMIN ID:000012327