雑誌文献を検索します。書籍を検索する際には「書籍検索」を選択してください。

Volume 30, Issue 8 （July 2014）

化学療法の領域 30巻8号（2014年7月発行）

Japanese English

特集神経系感染症

７．原虫・寄生虫感染症とその治療 Neuronal amoebic or parasitic infection, and their treatment 中川道隆 ¹ , 池田修一 ² Nakagawa Michitaka ¹ , Ikeda Shu-ichi ² ¹信州大学脳神経内科，リウマチ・膠原病内科助教 ²信州大学脳神経内科，リウマチ・膠原病内科教授キーワード：寄生虫 , 脳アメーバ症 , 脳原虫症 , 脳寄生虫症 , マンソン孤虫症 Keyword: 寄生虫 , 脳アメーバ症 , 脳原虫症 , 脳寄生虫症 , マンソン孤虫症 pp.74-81

発行日 2014年7月25日 Published Date 2014/7/25

DOI https://doi.org/10.20837/2201408074

PDF(844KB)

有料閲覧

Abstract 文献概要
1ページ目 Look Inside
参考文献 Reference

　原虫感染症では自由生活性アメーバやトリパノソーマによる感染が重篤であり，致死率が高い。トキソプラズマはAIDSをはじめとする免疫抑制患者で発生することが多いが，適切な治療で後遺症を残さず回復することが可能である。寄生虫感染症では広東住血線虫症が好酸球性脊髄炎を発症しやすく重症化しやすいが，その他の寄生虫では症状の進行は比較的緩やかである。