連載 クリニカル・パスと薬剤師(78)
産婦人科領域におけるクリニカルパスを用いた術後予防的抗菌薬適正使用の試み
渡辺典子
1
,
相曽啓史
2
,
鳥羽三佳代
4
,
佐瀬裕子
1
,
大島乃里子
5
,
石渡泰芳
1
,
永田将司
2
,
高橋弘充
3
1東京医科歯科大学医学部附属病院薬剤部
2東京医科歯科大学医学部附属病院薬剤部 准教授/副薬剤部長
3東京医科歯科大学医学部附属病院薬剤部 薬剤部長
4東京医科歯科大学医学部附属病院クオリティ・マネジメント・センター
5東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科生殖機能協関学
pp.1477-1481
発行日 2018年6月1日
Published Date 2018/6/1
DOI https://doi.org/10.20837/12018061477
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患者への症状や今後の診療方針の説明および医療の質の向上を目的に,クリニカルパス(以下,パス)が活用されている。婦人科領域における術後予防的抗菌薬の使用に対しても,国内外のさまざまなガイドラインを参考にパスが作成されており,治療の標準化,医療費の削減等に貢献している。
術後予防的抗菌薬適正使用に向けた取り組みとして,東京医科歯科大学医学部附属病院にて実施したパス変更について紹介する。