連載 薬剤師が知っておくべき臓器別画像解析の基礎知識 65
10.骨分野 8)転移性骨腫瘍の画像診断
大島和也
1
,
王谷英達
2
,
伊村慶紀
2
,
田中太晶
2
,
荒木信人
3
1地方独立行政法人 大阪府立病院機構 大阪府立成人病センター 整形外科(骨軟部腫瘍科) 副部長
2地方独立行政法人 大阪府立病院機構 大阪府立成人病センター 整形外科(骨軟部腫瘍科)
3地方独立行政法人 大阪府立病院機構 大阪府立成人病センター 整形外科(骨軟部腫瘍科)主任部長
1〔同 リハビリテーション科・部長〕
キーワード:
超職種型チーム(Transdisciplinary team),拡散強調画像併用全身MRI(DWI+ WB-MRI),骨修飾薬,緩和ケア,保健医療2035
Keyword:
超職種型チーム(Transdisciplinary team),拡散強調画像併用全身MRI(DWI+ WB-MRI),骨修飾薬,緩和ケア,保健医療2035
pp.1187-1194
発行日 2016年5月1日
Published Date 2016/5/1
DOI https://doi.org/10.20837/1201605005
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転移性骨腫瘍は,がん治療の進歩に伴い,急速に増加している。その診断と治療もまた,大きく進歩している。その中に,分子標的治療薬や骨修飾薬,抗体薬(免疫療法)が含まれる。転移性骨腫瘍の診療には,多職種の介入が不可欠であり,その熱意,協力の下に,ベストな医療が患者に提供される。いわゆる超職種型チーム(Transdisciplinary team)による積極的,集学的なケアが大切となる。