特集1 日本版RMP(医薬品リスク管理計画)の展望
5.保険薬局の立場から
島田光明
1
1公益社団法人 日本薬剤師会・理事
pp.2601-2606
発行日 2013年11月1日
Published Date 2013/11/1
DOI https://doi.org/10.20837/1201311103
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医薬品の安全性を高めるために,わが国でも医薬品リスク管理計画(RMP)がスタートすることになった。これまで医薬品の安全性について,保険薬局では添付文書やインタビューフォームに記載されている情報を中心に,患者に対して医薬品の適正使用を実践してきた。このRMPが動き出すと,これまでそれぞれの製薬企業が中心となって担ってきた個々の医薬品の有効性と安全性への取り組みが,保険薬局にもその医薬品のリスクの低減の一端を担う重要な役割となる。