カプセル・バルーン内視鏡の新展開
[バルーン内視鏡編]術後腸管に対するバルーン内視鏡を使用したERCP ダブルバルーン内視鏡
島谷 昌明
1
,
高岡 亮
,
池浦 司
,
光山 俊行
,
加藤 孝太
,
岩田 裕樹
,
三好 秀明
,
岡崎 和一
1関西医科大学 内科学第三講座
キーワード:
膵臓疾患
,
膵頭十二指腸切除
,
内視鏡的逆行性胆道膵管造影
,
胆道疾患
,
Roux-en-Y吻合術
,
ダブルバルーン小腸内視鏡法
,
胃空腸吻合術
Keyword:
Anastomosis, Roux-en-Y
,
Biliary Tract Diseases
,
Cholangiopancreatography, Endoscopic Retrograde
,
Gastroenterostomy
,
Pancreatic Diseases
,
Pancreaticoduodenectomy
,
Double-Balloon Enteroscopy
pp.615-622
発行日 2013年11月20日
Published Date 2013/11/20
DOI https://doi.org/10.19020/J05332.2014064991
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術後再建腸管を有する胆膵疾患に対する内視鏡的アプローチは,従来の内視鏡では非現実的とされてきたが,DBEの登場で一気に現実的なものとなった.しかし,これらは依然困難例であることに変わりはなく,その難易度は再建法により大きく影響される.再建法別に深部挿入テクニックやERCP関連手技テクニックを解析することで手技・手法の確立や成功率の向上に役立つと考えられる.また,さらなる成功率・安全性の向上のため,スコープやデバイスの改良・開発も必要である.
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