骨･軟骨の再生
軟骨細胞移植による関節軟骨再生
亀井 直輔
1
,
安達 伸生
,
越智 光夫
1広島大学 大学院医歯薬保健学研究院統合健康科学部門医学分野整形外科学
キーワード：
自家移植
,
組織移植
,
関節疾患
,
関節軟骨
,
組織培養技術
,
軟骨疾患
,
臨床試験
,
多施設共同研究
,
軟骨細胞
,
軟骨再生
Keyword:
Cartilage Diseases
,
Cartilage, Articular
,
Clinical Trials as Topic
,
Joint Diseases
,
Transplantation, Autologous
,
Multicenter Studies as Topic
,
Tissue Transplantation
,
Chondrocytes
,
Tissue Culture Techniques
pp.323-329
発行日 2015年10月1日
Published Date 2015/10/1
DOI https://doi.org/10.19020/J02201.2016036083
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関節鏡視下に採取した少量の関節軟骨から軟骨細胞を単離し,アテロコラーゲンを足場として三次元培養することで軟骨様組織を形成させ,関節軟骨欠損に移植する再生医療の臨床応用を行った.この治療法を(株)ジャパン･ティッシュ･エンジニアリングへ技術移転し,多施設共同の治験によって有効性と安全性が確認された後,2013年4月に自家培養軟骨ジャックRとして保険収載され,製品化に成功した.また2015年5月現在,自家培養軟骨ジャックの使用認定施設は147施設ですべての都道府県に存在しており,順調に普及しつつある.
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