大腸ESD/EMRガイドラインの正しい運用のために
使用する側から見た運用上のポイント 大腸EMR/precutting EMR/hybrid ESD/ESD 手技の定義と実際
高丸 博之
1
,
坂本 琢
,
山田 真善
,
中島 健
,
松田 尚久
,
斎藤 豊
1国立がん研究センター中央病院 内視鏡科
キーワード:
大腸内視鏡法
,
大腸腫瘍
,
診療ガイドライン
,
内視鏡的粘膜切除術
,
内視鏡的粘膜下層剥離術
,
スネア
Keyword:
Endoscopic Mucosal Resection
,
Endoscopic Mucosal Resection
,
Colonoscopy
,
Colorectal Neoplasms
,
Practice Guidelines as Topic
pp.35-43
発行日 2015年12月20日
Published Date 2015/12/20
DOI https://doi.org/10.19020/J01937.2016121953
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大腸早期病変に対する内視鏡的治療の進歩とデバイスの発達とともに,大腸ESDの技術と大腸EMRの技術を複合的に用いてより適切・安全・短時間に手技を行えるような周囲切開や部分的な粘膜下層?離とスネアリングを組み合わせた方法が開発されてきた.これらの手技について,内視鏡学会によって「大腸EMR/ESDガイドライン」が作成され,ガイドライン上で各々の呼称が定義された.今回はこのガイドラインに則ったそれぞれの内視鏡手技について実際の症例を交えて概説した.
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