悪性胆道狭窄に対する診断・治療の進歩
新しい各種胆道、消化管ステントの特徴
佐々木 隆
1
,
伊佐山 浩通
,
小池 和彦
1東京大学 医学系研究科消化器内科
キーワード:
胃
,
機器のデザイン
,
十二指腸
,
ステント
,
大腸
,
胆道
,
消化管
Keyword:
Biliary Tract
,
Duodenum
,
Equipment Design
,
Intestine, Large
,
Stomach
,
Stents
,
Gastrointestinal Tract
pp.1217-1221
発行日 2014年7月20日
Published Date 2014/7/20
DOI https://doi.org/10.19020/J01937.2014297893
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胆道癌ではしばしば悪性胆道閉塞を併発し,胆管ステントを留置することとなる.とくに肝門部閉塞症例では,複雑なステンティングが求められる.また病状の進行に伴って十二指腸や大腸も閉塞し,消化管ステント留置も必要となってくる.このように,併発してくる胆道や消化管の悪性閉塞をうまくマネージメントできなければ,十分な抗腫瘍療法が行えなくなってしまい,結果として良好な治療成績が得られなくなってしまう.そのため閉塞解除に用いるステントの特徴についてよく精通しておくことが求められる.そこで本稿では,新しい各種胆道,消化管ステントの特徴について概説する.
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