発行日 2016年7月10日
Published Date 2016/7/10
DOI https://doi.org/10.19020/J01864.2017023471
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症例1は75歳女で、VA穿刺時の疼痛緩和に初めテープ型局所麻酔薬ユーパッチを使用していたが、効果に乏しく、透析日には来院前から憂鬱に感じるという発言も聞かれたためリドカイン・プロピトカイン配合クリーム(以下A)を使用することにした。症例2は43歳女で、疼痛緩和に対しテープ型局所麻酔薬ペンレスを使用していたが、テープかぶれを認めるようになったためAを使用することにした。両例ともテープ型局所麻酔薬使用時に比べて、A使用時に穿刺時疼痛の程度(FRS・NRS)が低下し、Aの有効性が示唆された。
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