透析業務マネジメントの新たな展開
マネジメント応用編 透析施設運営におけるリソースバランスに関するマネジメントと経営戦略
松岡 哲平
1
1大誠会
キーワード:
医師
,
血液透析
,
在宅血液透析
,
腎不全-慢性
,
病院管理
,
ヘルスマンパワー
,
従業員の配属
,
退職
Keyword:
Health Manpower
,
Hospital Administration
,
Hemodialysis, Home
,
Kidney Failure, Chronic
,
Renal Dialysis
,
Personnel Staffing and Scheduling
,
Physicians
,
Retirement
pp.555-560
発行日 2015年5月10日
Published Date 2015/5/10
DOI https://doi.org/10.19020/J01864.2015240045
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透析装置の自動化が進み,始業・終業に関わるマンパワーの必要性は低下しているが,現実的には透析医療従事者の業務削減には?がっていない.透析患者の高齢化に伴い,医師・看護師・臨床工学技士はもとより,介護系スタッフの確保も考えておくべきかもしれない.少人数の有資格者で運営せざるをえないケースもあり,スタッフの離職を食い止める努力が必要である.透析専門医の数は,絶対数は足りているとしても,その偏在性などから充足していない地域も存在する.専門性を有さない医師の登用で,代行しているケースが多いと思われる.在宅透析治療には,マンパワー削減の要素が存在すると考え,今後の発展に期待したい.
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