特集 350人に1人 一般内科医が診る人工透析患者
透析をとりまく環境、関連情報 透析療法を通した海外協力
兵藤 透
1
,
北島 幸枝
,
川西 秀樹
1いつでもどこでも血液浄化
キーワード:
保健医療従事者
,
血液透析
,
国際協力
,
腎不全-慢性
,
透析液
,
発展途上国
,
浄水
,
スタッフ開発
,
多機関医療協力システム
,
非営利団体
,
プログラム開発
,
カンボジア
,
ベトナム
,
ミャンマー
,
水質
Keyword:
Myanmar
,
Cambodia
,
Vietnam
,
International Cooperation
,
Organizations, Nonprofit
,
Renal Dialysis
,
Multi-Institutional Systems
,
Health Personnel
,
Kidney Failure, Chronic
,
Dialysis Solutions
,
Program Development
,
Water Purification
,
Developing Countries
,
Staff Development
,
Water Quality
pp.1511-1517
発行日 2020年11月1日
Published Date 2020/11/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2021186884
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<Headline>1 「NPO法人いつでもどこでも血液浄化」は、発展途上国での透析医療への貢献を目的に2006年に設立された。学術活動・技術教育活動を通し、発展途上国の血液浄化技術環境の改善を目指す学術・職能集団である。構成員は医師、臨床工学技士、大学教員、管理栄養士、看護師、理学療法士、等で、日本透析医学会、日本臨床工学技士会、日本血液浄化技術学会、日本HDF医学会、日本腎栄養代謝研究会等の会員・役員から構成されている。2 ミャンマー、カンボジア、ベトナム、ラオス、モンゴルでの透析液清浄化活動を通じ、発展途上国には透析機器を扱う人材、職種がいないことに気づき、人材育成を活動の中心におくに至った。3 ホーチミン市透析医学会、カンボジア腎臓学会、ラオス腎臓学会の設立支援を行うかたわら、現地での人材育成活動(ミャンマー臨床工学技士育成JICAプロジェクト、タイ日本国際透析訓練センター設立)を担うメンバー等、さまざまな人々から構成されている。
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