透析治療技術の現状の到達点
透析中運動療法の有効性
松嶋 哲哉
1
,
山村 晋史
,
速水 陽子
,
大島 章
,
松嶋 肖子
1才全会賀茂クリニック
キーワード:
アシドーシス-乳酸
,
運動負荷試験
,
運動療法
,
血液透析
,
身体運動
,
腎不全-慢性
,
治療成績
,
筋力増強訓練
Keyword:
Acidosis, Lactic
,
Exercise Therapy
,
Exercise Test
,
Kidney Failure, Chronic
,
Renal Dialysis
,
Exercise
,
Treatment Outcome
pp.541-548
発行日 2014年5月10日
Published Date 2014/5/10
DOI https://doi.org/10.19020/J01864.2014214422
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医療法人才全会で運動療法に導入された血液透析患者のうち,3年間透析中の運動療法を継続し,運動療法の前後でメディカルチェックを受けた38名の患者について,全身持久力,膝伸展筋力等の運動耐容能について調査した.その結果,嫌気性代謝閾値における酸素摂取量,換気当量,膝伸展筋力において有意に改善が認められた.本稿では,安全で効果的な透析中運動療法の実際とリスクマネージメント,その効果について述べた.
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