透析治療技術の現状の到達点
さまざまな透析スケジュールを可能とする新しい透析装置
崎山 亮一
1
,
峰島 三千男
1東京女子医科大学 臨床工学科
キーワード:
在宅血液透析
,
人工腎臓
,
腎不全-慢性
,
患者ケア計画
Keyword:
Hemodialysis, Home
,
Kidneys, Artificial
,
Kidney Failure, Chronic
,
Patient Care Planning
pp.549-555
発行日 2014年5月10日
Published Date 2014/5/10
DOI https://doi.org/10.19020/J01864.2014214423
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個々の患者の生活に合った治療スケジュールを可能とする在宅血液透析(HHD)が注目されている.ここでは,欧米ですでに臨床応用されている,もしくは臨床応用前段階のHHD装置を取り上げる.具体的には,コンパクトで搬送可能なアルカリ化剤としてラクテートを用いる「The NxStage System One」,給水式で高透析液流量を可能とする「SelfCare+」,Push & Pullをベースとした「S3 certification」,吸着による透析液清浄化システムを採用した「PAK」,その他,施設透析用透析装置と同様な機能をもつ「2008K@home」について紹介する.
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