連載 内視鏡の読み方
濾胞性リンパ腫(十二指腸)
永塚 真
1
,
鳥谷 洋右
1
,
遠藤 昌樹
1,2
,
菅井 有
3
,
松本 主之
1
1岩手医科大学医学部内科学講座消化器内科消化管分野
2開運橋消化器内科クリニック
3岩手医科大学医学部病理診断学講座
キーワード:
濾胞性リンパ腫
,
十二指腸
Keyword:
濾胞性リンパ腫
,
十二指腸
pp.1464-1471
発行日 2021年9月20日
Published Date 2021/9/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000001976
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
消化管悪性リンパ腫は節外性悪性リンパ腫のなかで最も頻度が高く,B細胞性リンパ腫が多い.消化管B細胞性リンパ腫のうち,濾胞性リンパ腫(follicular lymphoma;FL)は十二指腸・小腸に好発し,内視鏡観察で特徴的な所見を呈することが多い.本稿では十二指腸FLを取り上げ,症例提示を交えながら内視鏡診断の要点について述べる.
Copyright © 2021, Nihon Medical Centers, Inc. All rights reserved.