特集 腎臓リハビリテーション 理論と実際
第3章 腎臓リハビリテーションの要素と実際 1 運動療法 ①保存期CKD患者の運動療法
西澤 肇
1
,
平木 幸治
1
1 聖マリアンナ医科大学病院リハビリテーションセンター
キーワード:
保存期CKD
,
腎重症化予防
,
運動療法
Keyword:
保存期CKD
,
腎重症化予防
,
運動療法
pp.798-805
発行日 2024年6月15日
Published Date 2024/6/15
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000003049
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・保存期CKD患者の運動療法が推奨されており,腎重症化予防や認知機能低下予防などの効果が期待されている.
・集学的治療(CKD患者の医学的管理や患者教育を行い,生活習慣の改善を目標とする取り組み)の一環として,保存期CKD患者の運動療法は重要である.
・実際に運動療法を行う場合は,診療報酬上の問題から非監視下の運動指導となり,歩数計を用いた有酸素運動や自宅で行えるレジスタンス運動が有効である.
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