特集 在宅血液透析の勧め―円滑導入のためのノウハウ
【コラム】セキュリティシステムの活用(セコム社との連携)
若井 陽希
1
1麗星会品川ガーデンクリニック
キーワード:
安全対策
,
セキュリティシステム
,
リスクマネージメント
,
在宅血液透析
,
医工学
Keyword:
安全対策
,
セキュリティシステム
,
リスクマネージメント
,
在宅血液透析
,
医工学
pp.1283-1284
発行日 2019年9月10日
Published Date 2019/9/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000001055
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- 文献概要
在宅血液透析(home hemodialysis;HHD)は,患者に対する十分な教育を行ったうえで,ゆとりのある透析スケジュールに従い実施することで安全に実施できる.しかし,HHD 施行中に不測の事態が発生する可能性を完全に否定することはできない.この「リスク」が,施設側・患者側両者にとって大きな不安となり,HHD推進における障壁となっている.よって,不測の事態への対処を可能なかぎり行い,患者の不安の軽減につなげる必要がある.対処法としてさまざまなアプローチが考えられるが,これらの対処の一部については,通信技術を駆使した既存の緊急通報システムにより実現が可能であると考えられる.
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