投稿論文 症例集積研究
在宅酸素療法を受けている患者の周術期経過に関する実態調査
静谷 泉
1
,
深川 博志
,
田尻 美穂
,
小山 智弘
1京都桂病院 麻酔科
キーワード:
気道疾患
,
局所麻酔
,
術後合併症
,
全身麻酔
,
退院
,
院内死亡率
,
後向き研究
,
周術期管理
,
在宅酸素療法
,
実態調査
Keyword:
Anesthesia, Conduction
,
Anesthesia, General
,
Retrospective Studies
,
Hospital Mortality
,
Patient Discharge
,
Postoperative Complications
,
Respiratory Tract Diseases
,
Perioperative Care
pp.1290-1297
発行日 2022年12月10日
Published Date 2022/12/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2023042859
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在宅酸素療法を受けている患者は慢性的に高度な呼吸不全状態を呈していることが多く,手術に際しては慎重な全身管理が必要と考えられるが,その周術期経過の実態は必ずしも明らかではない。当施設における症例集積研究により,可能なかぎり全身麻酔を避け,区域麻酔で管理される傾向を認めたものの,全身麻酔であっても9割を超える症例で重篤な合併症なく経過していることが分かった。
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