投稿論文 紹介
蘇生の歴史 呼吸機能の解明 Robert Boyle 原子論
浅井 隆
1
1獨協医科大学埼玉医療センター 麻酔科
キーワード:
空気
,
呼吸
,
医学史(1601-現在)
,
原子
,
ボイル, R.
Keyword:
Air
,
Respiration
,
History, Modern 1601-
pp.801-807
発行日 2022年7月10日
Published Date 2022/7/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2022279376
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ロバート・ボイル(Robert Boyle、1627-1691年)は、空気および呼吸機能についての研究を飛躍的に発展させた。17世紀初頭から、古代ギリシャ時代のアリストテレスの4元素説論を否定し、原子論が受け入れられていく傾向にあったが、ボイルもそれを受け入れ、すべてのものは原子から造られるとし、天地創造も原子論で説明した。そして、原子論をもとに、空気についての研究をするようになった。
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