投稿論文 症例報告
インヒビター保有血友病A患者に対する肝切除術後に出血を来した1症例
佐藤 航貴
1
,
松崎 孝
,
佐倉 考信
,
森松 博史
1岡山大学病院 麻酔科蘇生科
キーワード:
トロンボエラストグラフィー
,
肝細胞癌
,
肝切除
,
血友病A
,
同種抗体
,
術前管理
,
腹腔鏡法
,
出血-術後
,
Rurioctocog Alfa
,
Circulating Anticoagulants
,
腹部CT
,
遺伝子組換え型活性化血液凝固第VII因子
Keyword:
Carcinoma, Hepatocellular
,
Hemophilia A
,
Hepatectomy
,
Isoantibodies
,
Thrombelastography
,
Laparoscopy
,
Preoperative Care
,
Postoperative Hemorrhage
,
Circulating Anticoagulants
,
Recombinant FVIIa
pp.623-626
発行日 2022年6月10日
Published Date 2022/6/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2022245832
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
インヒビター保有血友病A患者に対してバイパス止血療法として遺伝子組換え活性型血液凝固第VII因子(recombinant activated factor VII:rFVIIa)製剤の投与下に腹腔鏡下肝外側区域切除術を行った。術中の止血は良好であったが、術後出血を認めた。rFVIIa製剤の投与間隔が遵守されなかったことが原因である可能性が示唆され、投与間隔の遵守が望ましいと考える。
Copyright© 2022 KOKUSEIDO CO., LTD. All Rights Reserved.