投稿論文 紹介
妊婦における携帯型フィブリノゲン測定装置の信頼性の研究
岡原 祥子
1
,
角倉 弘行
,
井上 理恵
,
疋田 陽子
,
片倉 友美
,
長尾 瞳
,
脇田 満
,
山本 剛正
1順天堂大学医学部附属順天堂医院 麻酔科・ペインクリニック
キーワード:
感度と特異度
,
Fibrinogen
,
結果再現性
,
ポイントオブケア検査
Keyword:
Fibrinogen
,
Point-of-Care Testing
,
Sensitivity and Specificity
,
Reproducibility of Results
pp.1256-1260
発行日 2021年11月10日
Published Date 2021/11/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2022030019
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フィブリノゲン値は産科大量出血時の治療の重要な指標であるが、検査室での測定は時間を要する。最近、わが国で上市された携帯型フィブリノゲン測定装置(FibCare、エイアンドティー、横浜市)は、ポイントオブケアにおける迅速なフィブリノゲン濃度の測定を可能としたが、これまで妊婦における信頼性は十分研究されていない。本研究では、妊婦97名の血液検体を同装置と検査室で測定および比較し、良好な相関関係を得た(y=0.783x+66.317、R=0.907)。
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