投稿論文 症例集積研究
INVOSTM 5100Cを用いたロボット支援下前立腺全摘除術患者の下肢血流評価に関する探索的研究
工藤 雅響
1
,
大湾 喜市
,
ディーン 美央
,
田甫 哲也
,
永井 優子
,
平田 友里
1中部徳洲会病院 麻酔科
キーワード:
コンパートメント症候群
,
下肢
,
酸素飽和度測定
,
術中モニタリング
,
前立腺切除
,
腹腔鏡法
,
近赤外分光法
,
ロボット手術
,
血行動態モニタリング
Keyword:
Monitoring, Intraoperative
,
Oximetry
,
Hemodynamic Monitoring
,
Laparoscopy
,
Prostatectomy
,
Compartment Syndromes
,
Spectroscopy, Near-Infrared
,
Lower Extremity
,
Robotic Surgical Procedures
pp.968-975
発行日 2021年9月10日
Published Date 2021/9/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2021354597
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ロボット支援下前立腺全摘除術(RARP)の合併症の一つである下肢コンパートメント症候群(LLCS)の発症を防ぐために、近赤外線分光法(NIRS)で局所酸素飽和度(regional saturation of oxygen:rSO2)を非侵襲的に連続して測定することができるINVOS 5100C(コヴィディエンジャパン、東京)を用い、足底のrSO2を測定することで下肢血流評価を行った。10症例中3症例で突然片側のみrSO2が低下した。また、rSO2は下肢の正しい位置への修正、除圧、輸液負荷で改善した。
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