投稿論文 症例報告
子宮体がん術後に筋強直性ジストロフィーとの診断に至った1症例
吉田 亞未
1
,
平岡 進
,
木田 英樹
,
高橋 完
1長浜市立長浜病院 麻酔科
キーワード:
筋緊張性ジストロフィー
,
筋電図
,
呼吸機能検査
,
呼吸障害
,
子宮摘出術
,
子宮内膜腫瘍
,
術後合併症
,
術前評価
,
無気肺
,
致死的転帰
,
卵管卵巣摘出術
,
胸部CT
Keyword:
Pulmonary Atelectasis
,
Respiratory Function Tests
,
Fatal Outcome
,
Endometrial Neoplasms
,
Hysterectomy
,
Myotonic Dystrophy
,
Salpingo-oophorectomy
,
Respiration Disorders
,
Postoperative Complications
,
Electromyography
pp.317-321
発行日 2021年3月10日
Published Date 2021/3/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2021138953
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待機的手術症例の中に、未診断の神経筋疾患が隠れている可能性がある。今回、術前より高度拘束性換気障害を認め、子宮体がん術後に抜管困難となり、筋強直性ジストロフィーとの診断に至った症例を経験した。術前低肺機能の患者では、未診断の神経筋疾患が隠れている可能性を考慮し、診療を行うことが重要と再認識した。
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