特集 多職種連携による婦人科がん治療の実践
4.放射線治療の婦人科がんにおける進歩と放射線腫瘍科との連携
榊 宏諭
1
,
永瀬 智
1
H. Sakaki
1
,
S. Nagase
1
1山形大学医学部産婦人科
pp.1015-1020
発行日 2024年10月1日
Published Date 2024/10/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000003106
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
婦人科がんにおいて放射線治療は,外科治療,化学療法とならび重要な治療選択肢である。近年では,照射方法の進歩や放射線治療と新規薬剤の併用,重粒子線や陽子線などの新たな線種の登場により,放射線治療における治療成績のめざましい向上と副作用の軽減がみられている。一方で,治療の高度化により,総合的な治療計画の確立や患者情報の共有において,これまで以上に婦人科医と放射線治療医をはじめとした放射線治療部門のスタッフとの連携が重要となっている。
Copyright © 2024, KANEHARA SHUPPAN Co.LTD. All rights reserved.