特集 産婦人科医必携 最新の細菌・真菌感染症に対する薬の使い方と留意点Ⅰ
総論
3.微生物検査とその活用
上蓑 義典
1,2
,
長谷川 直樹
2
Y. Uwamino
1,2
,
N. Hasegawa
2
1慶應義塾大学医学部臨床検査医学
2同 感染症学
pp.15-19
発行日 2024年1月1日
Published Date 2024/1/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000002825
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産婦人科領域の細菌・真菌感染症の原因微生物には,B群溶血連鎖球菌やカンジダなどの培養が容易な細菌や真菌のほか,淋菌やマイコプラズマのように培養法に難点がある菌種,クラミジアのように培養が不可能な菌種が含まれる。培養検査に加えて,臨床背景も踏まえて適切に核酸増幅検査も組み合わせた検査を依頼していくことが重要である。
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