特集 COVID-19に対する産婦人科医療の対策
13.COVID-19流行下における世界の産婦人科診療とわが国における産婦人科機関への緊急アンケート調査
小松 宏彰
1
H. Komatsu
1
1鳥取大学医学部産科婦人科学分野
pp.209-215
発行日 2021年2月1日
Published Date 2021/2/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000001635
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2020年,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は世界中で蔓延し,2021年1月現在も感染拡大は続き,第3波が到来,いまだ収束の兆しはみえてこない。感染予防として「3密回避」や「ソーシャルディスタンス」が重要であり,社会経済への影響も残るものの,今も緊迫した医療体制が続いている。このCOVID-19は産婦人科領域を含む医療界に大きな影響を与えた。日本産科婦人科学会は,緊急事態宣言下における産婦人科診療の変化について知っておくことが望ましいと考え,2020年5月に全国緊急アンケート調査を行った。
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