特集 産婦人科医が知っておきたい性教育のポイント
4.避妊方法
岡野 浩哉
1
H. Okano
1
1飯田橋レディースクリニック(院長)
pp.53-65
発行日 2021年1月1日
Published Date 2021/1/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000001601
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リプロダクティブ・ヘルスにおいて避妊は重要な位置を占めている。世界には多くの避妊方法が存在するが,誰もがそれらを自由に自分の意思で利用することができていない現状がある。わが国でもその状況は同様であり,意図しない妊娠,望まない妊娠を防げていない。日本における避妊方法選択の実際と特殊性を認識したうえで,各種ある避妊方法の特徴と有効性を理解し専門性の高いヘルスケア・プロバイダーとして,正確な情報と個々人にあった避妊方法を提供する責務が産婦人科医にはある。
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